プログラミングやろうぜ。(C言語)2回目

本当は、ツールのインストール方法だけ書いて、投げっぱなしにするつもりでしたが、「あれで終わりはないだろう」と突っ込まれたので、もうちょっと続けます。

なお、本当にニュアンスのみ書くので、ちゃんと知りたかったらネットなり本なりで調べてください。

今回は以下の内容を扱います。
C言語での整数の扱い方
・コンソール画面での文字表示

1.Visual C++を起動させる。[ファイル]->[開く]->[プロジェクト/ソリューション]を選択。

前回、作ったプロジェクトを開く。(新しく作ってもよい。)

2.行数表示を追加
[ツール]->[オプション]を選択。

人に説明するときに便利。

3.プログラムを書く。
今回は以下のプログラムを解説する。

字が小さくてよめねえ。以下のようなプログラムである。

1 #include
2
3 int main(){
4 int i;
5
6 for (i = 0; i < 10; i++) {
7 if (i%2 == 0) {
8 printf("%d人目:死にたい\n",i);
9 } else if (i == 3) {
10 printf("%d人目:人生サイコー\n",i);
11 } else {
12 printf("%d人目:死亡確認\n",i);
13 }
14 }
15 return 0;
16 }


1行目:
stdio.hという予め用意されているファイルを読み込む。これにより、事前に用意されている命令(C言語では関数という)を使える。
3行目,15行目:
main関数。C言語のプログラムを実行するとき、最初に実行される関数。必ず必要。
intは戻り値の種類を表す。戻り値とは、関数に処理結果として何らかの値を呼び出し元に返す場合に設定するもの。
15行目のreturn 0;は戻り値として0を、呼び出し元に返す処理を行ってる。

4行目:
int型の変数iを宣言する。C言語に限らず多くのプログラムでは、変数というものを使う。変数とは、箱のようなもので何かの値を入れる。int型の変数とは整数値を扱う変数である。
6行目,14行目:
繰り返し文forを使っている。構造は以下のようになっている。
for (壱; 弐; 参) { 四 }
壱:for文に入ったときに実行される命令
弐:for文から抜け出る条件
参:繰り返す度に実行される命令
四:繰り返したい処理
つまり、for (i = 0; i < 10; i++) { 7〜13行の処理 } は、7〜13行の処理を初期値0のiが10未満の間(7〜13行の処理を実行する度にiが1加算される。)繰り返すという意味。
7行目,9行目,11行目,13行目
条件文ifを使っている。構造は以下のようになっている。
壱 if () {} :()内の条件を満たすとき、{}内の処理を実行する。
弐 else if(){} :壱のif文の条件を満たさないとき、ここにくる。else ifはifの後に何 個でも追加できる。
参 else {} :ifとelse ifの条件も満たさないときは、ここにくる。
なお、else ifとifは省略可能。
つまり、以下のようになる。
if (i%2 == 0) {
iを2で割ったとき余りが0ならば、ここにくる。
} else if (i == 3) {
iを2で割ったとき余りが0ではなく、iが3のとき、ここにくる。
} else {
iを2で割ったとき余りが0ではなく、iが3ではないとき、ここにくる。
}

8行目,10行目,12行目
コンソール画面に文字を表示する関数printfを実行している。これは、1行目でstdio.hを読み込んでいるため使える。
printf("%d人目:死にたい\n",i);
""で囲まれている部分を表示する。%dを変数iの内容に置き換えている。\nは改行を表している。

4.実行結果
[ビルド]->[ソリューションをビルド]
[デバッグ]->[デバッグなしで開始]
を選択すると以下のようなウインドウが表示される。