この労働地獄

いや私が特別に酷い目にあっているわけではないんだが。仕事(というか社会と接すること)は嫌だなあ。
例えば、何か革新的な技術ができたとして、今までの仕事が半分の時間で出来るようになる。すると島耕作みたいなのが『やったこれで2倍仕事できる、させられるぞ!』とか言って、2倍の仕事をしないとやっていけない世の中にする。
しかも、厄介なのが技術革新でやらなくても良くなる仕事ってのは大抵が単純、簡単な作業の類が多く、残ったものは複雑で厄介、島耕作が押し付けてくる新しい仕事はもっと厄介。作業時間自体は同じだが、新しい仕事に適応するために個人的に勉強が必要になる。(作業時間自体が同じというのも新しい仕事に適応出来る人が基準なので、かなり疑わしい) つまり、仕事はハードになる。

島耕作は特殊な調整をされた人間なんで、もう勝手にやればいいと思うのですが、仕事が嫌だと思っている多くの人々もこの悪魔的な流れを特に疑問を感じない、これが実に不味い。どう考えたってこれ労働負荷激増で世の中不便になってるから。何とかしてくださいよ!もう!


ふと思ったんだが、

  • 働かざる者食うべからず

こんな言葉が世に浸透しているから、社会が発達して仕事時間が減るという発想がないんじゃないかなあ。