器量とはなんなのか

人間の器量という本を読みました。
器量ってのは善悪や能力の有無で決まるものではないようです。
本書は「現代人は器量の小さい小物、昔の人マジ大物」って前提があるので、受け入れられない部分もあるが、

  • 人間の見方

人間を多面的に見ること。
ある一面によって「アイツはクズ」とか「あの人は素晴らしい人だ」とか安易に評価しない。また人間の評価を簡単に覆さない。

  • 気にかける人、心を配る人の量

この辺りに人間の器量が現れるってのは割と納得できる。特に人間の見方については自分自身の評価にも現れるっていうのも納得できる。気をつけよう。

人間の器量 (新潮新書)

人間の器量 (新潮新書)