屈指の無職キャラであるゴクウが働いていたことにショックを受けたという声が各地で挙がっています。やはりヒーローは定職について働くとかしちゃいかんよ。

(録音機の使用を禁止したため)事実かどうかは分からないが、私もそんなふうに「とにかく自分が正しい」と考えたいものです。
フィクションなら「俺が正しい、クズどもは俺に従え」っていうキャラはアリだと思うんだがね。

知識階級の方達が結構こういうこと言っているのは耳にします。体験したことがないので推測でしか言えないのですが「知の醍醐味」「知ることの喜び」というのは恐らく感動的なものなのでしょう。ですが、そこに至るまでの労力や時間を考慮した場合、万人に薦められる考え方、生き方ではないのではないかと思う。さらにいうならば一定のエネルギーを費やしたからといって、そのリターンがいつ返ってくるか分からない。私が学生の立場で「どうして勉強しなきゃいけないの?」という問いに対して、知の醍醐味」「知ることの喜び」という切り口で回答されたら恐らくは「そんな得られるか分からない1000の感動よりも、ダラダラと生きることで確実に得られる10の快の方がいいじゃん」と考えるに違いない。それだったら「いい大学にいって、いい会社に就職するため」と言われたほうが説得力はある。

社会人であっても(人生経験的なものを含めた広義の)勉強が必要だということは重々承知しているが、それは生きていくためであって好きでやっているわけではない自分は、どうもこういう意見には反論したくなってしまう。